肝機能をよくするには、毎日の食事がとても重要です。1日に必要なエネルギー量を知り、良質のタンパク質、ビタミン類、食物繊維が含まれている食材を食べることが大切です。
きのこと鶏肉を使った肝機能強化、免疫力を高める副菜(お酒のつまみ)を紹介します。
主な栄養成分 タンパク質・・アミノ酸の一種であるメチオニンやタウリンなどが胆汁酸の分泌を促すため、肝臓の解毒作用が活発になり、強い肝臓を作ります。特にささみは低エネルギー、高タンパクです。
βグルカン…食物繊維に含まれる成分、免疫力を高める働きがあります。
食物繊維…胃での停滞時間が長く満腹感が得られることから肥満予防になります。また便秘予防にもなります。
ビタミンB群…糖質や脂質の代謝を促進して、脂質異常症、糖尿病などを予防・改善します。
きのことささみのおろしあえ
【材料 1人分】
生シイタケ 1枚
しめじ 1/4パック
鶏ささみ 1/2本
大根 100g
青しそ 1枚
合わせ調味料 酢 大さじ 1/2 しょうゆ 小さじ 1/4 塩 少々
【作り方】
①生シイタケは石づきをとり、細切りにする。しめじは小房に分けてほぐす。生シイタケとしめじをアルミホイルに包みグリルで5~6分蒸し焼きにする。
②ささみはすじを取り、茹でて細かくほぐす。
③大根はすりおろし、合わせ調味料で味を整える。生シイタケ、しめじ、ささみを加えて混ぜ、器に盛り、青しその細切りをのせる。
栄養価 エネルギー53Kcal タンパク質7.0g 脂質0.4g 食物繊維2.3g 塩分0.8g