塩分はどのくらい、含まれてると思いますか?
カレー2.1g
ラーメン6.7g
チャーハン2.5g
こんなにも、たくさん含まれています。
2015年4月1日より、厚生労働省は日本人のナトリウム
(食塩相当量)の目標量を
男性8.0g/日未満、女性7.0g/日未満に!
諸外国と比べても日本人の塩分摂取量は多く、
WHO(世界保健機関)では
5g未満を推奨しています。
とりすぎかも、と思ってらっしゃる方は、食事のパターンをチェックしましょう。
すぐに塩やしょうゆをかけてしまう。
濃い味付けのものが好き
ラーメンやうどん、そばの汁は残さず飲む。
インスタント食品をよく利用する。
お酒のおつまみは塩辛など珍味が好き
漬物や佃煮があるとご飯がすすむ
チャーハンや丼物なの味についてご飯のものが好き
どうして、塩分をとりすぎてはいけないのか?
1.からだには、塩分の濃度を一定(0.8%)に保とうする働があります。
塩分をとりすぎると、濃度を一定にするために、水分を増やして対応します。
塩辛いものを食べると、喉がかわくのはそのためです。
その結果血液量がえるので、たくさんの血液を全身に巡らせるために
血管を押し広げるため血圧が上がってしまうというわけです。
血圧が高いと、
血管の弾力性(しなやかさ)がなくなり
血管がやぶれやすくなります。
また、血液が流れにくくなり、
つまりやすくなります。
2.水増しされた血液が血管に負担をかける
塩分のとりすぎて血液が水増しされると、
心臓は血液を強く送り出さねばならず(血圧上昇)腎臓は多量の水分を排出するため
オーバーワークになります。
血圧が上がれば血管は傷み、
腎臓の毛細血管も傷んできます。
腎臓の毛細血管が傷んでくると、
老廃物をうまく濾すことができず、
腎臓の機能の低下を招きます。
無理なく減塩、これがコツ
レモンやスダチを上手に利用
焼き魚、揚げ物には、塩やしょうゆのかわりにレモンをかけましょう。
干物より焼き魚を
塩鮭1切れに約0.8g、あじの開き1枚に約1.4gの食塩。減塩を目指すなら干物より魚の焼いたものを。
にぎりずしのしょうゆは「ネタにつける」
しょうゆを(すし5個で)ネタの半分につけると食塩量は0.5g、ごはんにつけると食塩量は1.0g。
調味料はすぐにかけない
塩やしょうゆ、ソースなどの卓上調味料は、まず、ひとくり味をみてから。
実行しやすいものから、
塩分を減らすなんて自分にできるかな?
不安のある方
食べる機会や量を減らすだけでも、かなりの減塩になります。
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