・パソコン作業を長時間していると目が疲れ、肩も凝る。
・5㎞走ったから疲れた~足腰の筋肉も疲労している。
・休日は何もしないでじっとしていたけど何か疲れた。
・取引先との食事会の接待があって、飲んでもないのに疲れた。
これ、全て、体の疲れではなく、脳の疲れかもしれません。
「眼精疲労も、運動で疲れるのも、実は体ではなく、ほぼ脳からくる疲れなんです。」
と言うのは、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生。
例えば、運動するとき、一番頑張らなきゃいけないのは、脳の自律神経。
心拍数・呼吸・血液循環等は自律神経が調整しています。運動している間ずっと稼働しています。
医学博士の梶本先生がリーダーを務めた産官学連携のプロジェクトで
96人の健康な人を対象に運動やデスクワーク時にどれくらい疲労が生じているか
計測する負荷実験を行いました。すると、自転車やジョギングなどの有酸素運動を
4時間行った程度では、筋肉はほとんどダメージを受けていない事が分かりました。
(スクワットのように筋肉に激しくダメージを与える運動は除く)
という事は、あなたの「あ~疲れた」とつぶやく原因・・・
脳の疲れをとってあげるべき!
脳の疲れをとるには・・・
①疲れたと感じたら休憩する
②昼休憩は光や風を感じる為に外に出る
③ストレッチなどで血流をUP
④鶏肉と酸っぱいものを食事に摂り入れる
⑤お酒は少量に
⑥38度~40度のぬるま湯に10分以内の半身浴をする
⑦横向きで寝る
疲労感にマスクするのは止め、疲れを感じたら上記の事を試してみてください。
参考文献:「疲労回復TIPS65」『Tarzan』2020.10.22、P14-P19