七草粥を食べる意味や由来 ~いつ食べる~
七草粥とは人日の節句(1月7日)の朝に食べられている日本の行事食です。春の七草:セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ
この日に七草を食べることには「1年間の無病息災」を祈願する意味があります。また1月7日は正月飾りを飾っておく期間である松の内の最終日であり、正月の最終日とも考えられます。「豪勢な正月料理やお酒で弱った胃腸を野草で回復させる」といった意味合いもあります。
春の七草それぞれの効果
セリ…冷え予防、胃肝臓の正常化、血液の老廃物やコレステロールを 排出
ナズナ…肝臓病、解熱、下痢、便秘、高血圧、生理不順、腹痛、利尿な どに効果がある
ゴギョウ…咳止め、内臓の回復
ハコベラ…利尿作用、鎮痛作用、腹痛の回復
ホトケノザ…整腸作用、健胃作用、高血圧予防
スズナ…腹痛予防、風邪予防
スズシロ…血栓予防、解毒作用、消化不良の解消
七草粥 ~青臭さが気にならない七草粥~
【材料2人分】七草セット1ケース 白米0.5合
水500cc 塩小さじ1/4 白だし 大さじ1
【作り方】
①七草は水できれいに洗ってそれぞれの根を切り落としナズナとスズシロの葉も他の葉と一緒にする。
②米は軽く洗って土鍋または鍋に米と水をそそぐ。炊飯器で炊飯しても可。
③葉の部分は小さじ1の塩を入れた湯でさっと茹でる。
④ナズナとスズシロをみじん切りにし、青葉もみじん切りにする。
⑤ナズナとスズシロは米に混ぜて中火で炊き始める。くつくつといい始めたら弱火にし蓋をずらして40分。炊きあがったら、底から混ぜ白だしと塩とみじん切りの青葉を入れて混ぜる。
⑦器に盛って完成。