後期高齢者支援金って何?

まず、後期高齢者とは、75歳以上の高齢者のことを指します。
では、『後期高齢者支援金』って、ご存知ですか?
後期高齢者支援金とは、後期高齢者の医療費の一部分を74歳以下の方で
支援するものです。その負担は、患者本人の負担分を除いた費用のうち
4割となります。※詳しくは下記の図を参照ください。

出典:SCSK健康保険組合ホームページ

後期高齢者支援金(予算額) + 加算率 = 加算される額(試算額)

※加算率については下の表をご参照ください。

出典:全国健康保険協会 後期高齢者支援金の加算・減算制度の見直し(平成30年度~35年度)の検討状況

特定健康診査や特定保健指導の実施率が基準を満たしていない健保組合には、
後期高齢者支援金に加算されます。後期高齢者支援金に加算されるということは、
私たちが納めている保険料から多く支払われることになり、負担が増えます。

例えば・・・後期高齢者支援金が250億円、加算率が0.5%とすると、加算される額が
1億2500万円となり、この額を、私たちが納めている保険料から余計に支払うことに
なるということです。

ただでさえ厳しい負担を強いられている支援金が今後加算され、さらに負担が大きくなることを
避けるためにも、特定健診・特定保健指導を受けましょう。

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