【今年の冬至は12月22日】冬至の風習や食べ物を楽しもう!
冬至にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入るご家庭もあると思いますが、冬至の意味や由来、実は冬至の七種と呼ばれる「ん」がつく食べ物は縁起がよいと言われているのはご存じでしょうか?
「ん」がつく食べ物が縁起がよいといわれる由来
冬至の日には「ん」がつく食べ物を食べるのが縁起が良いとされているようです。いろはにほへとの最後の文字が「ん」で、初めの文字に戻るのは縁起はが良いとされたことに由来し、一陽来復の願いが込められているようです。
運盛りの食べ物に「ん」が2つつけば「運」も倍増すると考え、それらを「冬至の七種(ななくさ)」と呼ぶことがあります。
冬至の七種とは?
なんきん(南京)れんこん(蓮根)、にんじん(人参)、ぎんなん(銀杏)、きんかん(金柑)、かんてん(寒天)、うんどん(饂飩:うどんのこと)
では、冬至の食べ物といえば「かぼちゃ」なのはなぜでしょう。かぼちゃは別名「なんきん」で運盛りのひとつですが、漢字では「南京」と書きます。冬至は陰が極まり再び陽にかえる日なので陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しており、冬至にふさわしい食べ物になりました。また、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や脳血管疾患の予防に効果的です。本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期間保存が効くことから、冬の栄養をとるための賢人の知恵でもあることから冬至にかぼちゃをたべることが習慣となっています。
冬至のかぼちゃ料理と言えば、かぼちゃの煮物やお汁粉などがあります。今日は、子供にも喜ばれるかぼちゃを使った寒い日にぴったりのグラタンを紹介します。
【かぼちゃと鶏肉のグラタン】
♪鍋ひとつで簡単にできるレシピです♪
【材料4人分】
鶏モモ肉 300g かぼちゃ 1/4個 玉ねぎ 1個 牛乳 400cc
小麦粉 大さじ2 バター 大さじ2 とろけるチーズ 50g
パン粉 大さじ1 塩、こしょう、ナツメグ・・・好みで
【作り方】
①鶏肉は一口大、玉ねぎは薄切り、かぼちゃは薄切りにしてレンジで柔らかくしておきます。]
②圧手の鍋にバターを溶かし、玉ねぎ、鶏肉の順で炒めます。軽く塩、こしょうをします。
③鶏肉に火が通ったら、小麦粉を振り入れ、しばらく炒めます。焦がさないように注意!
④牛乳を少しづつ入れます。牛乳を入れ、トロミがついてきたら、かぼちゃを入れ、少し温めます。塩、こしょう、ナツメグで味を整えます。
⑥グラタン皿に移し、上にとろけるチーズ、パン粉の順にのせます。
⑦200度に温めたオーブンでチーズに焦げ目が付く程度に10分から15分焼きます。
【栄養価】エネルギー 432Kcal タンパク質 20.9g 脂質 23.4g 炭水化物 32.8g 食物繊維 3.6g 食塩 1.0g