季節の変わり目に要注意!寒暖差アレルギー

 

早くも11月。今年も残すところあと2ヶ月を切りました。
今年は例年と比べて、日中暑く、朝晩は冷えるといった寒暖差が目立ちましたね。
体調を崩す方も多かったのではないでしょうか。
最近では一段と寒さが増し、もう冬はすぐそこです。
(私は寒いのは苦手なので、体感的にはもう冬です・・・。)
さて今回は、ピークは少し過ぎてしまったかもしれませんが、季節の変わり目に起こりやすい
「寒暖差アレルギー」についてご紹介します。

寒暖差アレルギーとは、日中と夜間との気温差が大きい時に、
鼻水やくしゃみ、鼻づまりといった症状が起こる、「血管性運動性鼻炎」と呼ばれる鼻炎の一種です。
温度差が7度以上あると出やすいと言われています。
また、これはアレルギー症状ではなく、鼻の粘膜の自律神経のバランスが崩れることで起こると言われており、
アレルギー性鼻炎との主な違いは、鼻水の性状と目のかゆみの有無です。
寒暖差アレルギーの場合、鼻水は無色透明で、目のかゆみは伴いません。

こういった寒暖差アレルギーを予防するためには、以下のことに注意する必要があります。

➀温度差を小さくする
 外出の際には、すぐに羽織れる衣服などを携帯し、体温調整できるようにする。
 寒い部屋は予め暖めておく。

②血流を良くする工夫を。
 ・手袋、マフラーなどの防寒具を利用し、体を冷やさないようにする。
 ・ストレッチやウォーキングなど軽い運動を行う。
 ・身体を温める食材(生姜や唐辛子など)を使った食品を食べる。

③規則正しい生活で体調を整える
 自律神経の働きを安定させるため、早寝早起きで規則正しい生活を。
 ストレスは自律神経のバランスを乱すため、ストレス解消を心がける。

④バランスの良い食生活を送る
 エネルギー源となるたんぱく質や、体の調子を整えるビタミン、ミネラルなどをバランス
 良く摂るよう意識する。

いかがでしたか?最近は気温もグッと下がり、日中でも冷え込むことが増えてきました。
コロナもまだまだ油断できない状況ですので、体調管理には十分気を付けましょう!

(参考)三井住友海上あいおい生命保険株式会社 知っておきたい病気・医療「寒暖差アレルギー」

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