健康コラム 2019.第11号  アルコールと正しくつき合うために

■お酒は適量を守りましょう

毎年のことながら、年末年始はお酒を飲みすぎてしまい、内臓の疲れを感じる人も多いのではないでしょうか。体内でアルコールを分解するときに主にはたらく臓器は肝臓です。肝臓が処理できるアルコール量には限度があるので、適量を越えた飲酒をすると、肝臓はアルコールを分解しきれません。
1日の適量は一般的に「純アルコール量:約20~25g」程度の量です。お酒の席や酔いをほどよく楽しむためにも、お酒の適量を守りましょう。

<酒類別、適量の目安>

1日の飲酒の目安は、純アルコール量で20~25g程度です。

純アルコール20gの目安
ビール 中びん1本(500mL)
日本酒 1合弱(160mL)
チュウハイ 350mL缶1本(350mL)
ワイン グラス2杯弱(200mL)
ウイスキー ダブル1杯(60mL)

■お酒にかかわる病気

適量を越えて飲酒を続けると、さまざまな病気のリスクが高まります。
特定保健指導でもお伝えしていますが、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの危険因子となったり、アルコール性肝炎をはじめとするさまざまな肝臓の障害を引き起こし、肝がんに至る場合もあります。また、一回の飲酒量だけではなく、長期間お酒を飲み続けていても病気のリスクを高めます。

■肝臓をいたわる暮らしの習慣

健康を守りながらお酒を楽しむために、以下に挙げた項目を心がけましょう。

★適量を守り食事も一緒に摂る

★週に2日は休肝日

★強いお酒は水などで薄めて飲む

★飲酒後の運動・入浴は要注意

★年に1回は健康診断

 

■肝臓によい食事のアドバイス

自分でできるアルコール対策としては、節酒はもちろんのことですが、肝臓のはたらきを助けるアサリ、シジミ、青魚、豆腐、豚レバー、オクラ、ナガイモなどの食材を使った料理を積極的にとることが大切です。
中でも、アサリは肝臓の解毒作用を助け、豆腐は良質の植物性タンパク質を含み肝臓の機能を回復させます。アサリと豆腐を使った料理については、「健康レシピ」をご覧ください。

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